PhotoImpactとは

1.PhotoImpactの特徴
PhotoImpactはUlead社から出ている画像作成ソフトです。日本ではフォトレタッチソフトとして知られていますが、シェアはPhotoShopやその他のソフトに比べると実にマイナーなソフトです。

実際フォトレタッチにおいてはPhotoShopやPaintShopProと同様の事ができるようですが(細かいところはわかりません)実はPhotoImpactはペイント系だけでなくドロー系の機能にもすぐれたソフトです。

このドロー系のツールを使うと、私のように絵が描けない人間でも手軽に素材にできるような画像を作ることができます。具体的には円や四角、三角といった基本的な図形は元より、実に多くの図形があらかじめ内蔵されており、その図形を組み合わせて立体化その他の効果を付けることにより、実に簡単にCG画像ができてしまうのです。たとえば、パールなどの宝石も、本当にマウスを一度ドラッグするだけで綺麗な真珠の画像ができてしいます。

フォトレタッチもプロならいざしらず、普通の人のフォトレタッチには充分な機能を備え、なおかつ簡単にCG画像ができて値段は1万円代と非常にお得なソフトだと思います。


2.私とPhotoImpactの出会い

私の2台目のパソコンにはPhotoShopElementsがプレインストールしてあり、私はそれを使って自分の好きな画像を作ろうといろいろやっていました。
そんな時、ここに名前を出せば100人中90人以上の人が「ああ、あの素材屋さん」と言うような、私も大好きな老舗の素材屋さんが「PhotoImpactではこんなに簡単に素材ができる!」とPhotoImpact特有のきれいなゼリー状の魚の素材を作って、このソフトを紹介していました。
ふーんおもしろいな、と思いつつも、そのときは何も考えずにページを閉じました。2,3日してからそのソフトが欲しくなり、名前を忘れてしまったので改めてそのサイトに行ったところ、そのページは削除されていました。

おぼろげな記憶を頼りに、さらに検索しまくって見つけたのがPhotoImpactです。確か2002年の事で、当時はPhotoImpact 7でした。

画像ソフトを比べて批評しているようなサイトによると、PhotoImpactは「クセがある」ソフトで、「高機能だが初心者には使いづらい」ソフトだそうです。

確かにPhotoShopその他のソフトでは当たり前のレイヤーという概念がちょっと異なります。(ない訳ではありません)ですが最近のPhotoImpact10以降では、完全なレイヤー自体はないものの、似たような機能も多くついており、レイヤーを使った画像作りもできます。また私自身は、他の画像ソフトはほとんど使った事がなく、PhotoImpactが初めてのソフトだったため、「クセがある」も何も、PhotoImpactに慣れてしまったのだと思います。


3 このサイト開設の目的

PhotoImpactの難点は日本では説明書がほとんどないという事でしょうか。またサイトもごくわずかしかありません。

(公式解説書はPhotoImpact8や10の解説が出ていますが、この解説書はフォトレタッチの部分しか述べていません。もう絶版になってしまって手に入りにくいですが、PhotoImpact5の解説書は、素材画像を作るのにヒントになる用法が多く書いてありますので、もし手にはいるならばPhotoImpact5の解説書をお薦めします。かなり古い代物ですが、機能は現在の物の方が増えている訳ですから、大は小を兼ねるで、古い物でも充分役に立ちます)

当然ソフトには取説がついてきます。が、最近PhotoImpactを使いこなせるようになったところで改めて取説を読んでみたところ、「実にわかりづらい!」という印象を受けました。

取説なので、機能についてはきちんとすべて網羅して書いていますが、「易から難へ」という順序にはなっておらず、高度でめったに使わない(少なくとも素材作りでは使わない)機能が最初のところに説明されていたりして、実に使いづらいと思いました。

以前ネットでPhotoImpactで検索したところ、海外のサイトが多くヒットしました。私はそれらのサイトのうち、英語サイトをかなりまわりました。海外ではPhotoImpactの解説サイトが多くあります。私は英語サイトの解説を読んでPhotoImpactをマスターしていきました。
このサイトではその中でも最も優れているRosieさんの解説を本人の承諾をいただいた上で、順次翻訳していっています。

実は素材屋さんの中にはPhotoImpactを使っていらっしゃる方が結構いらっしゃるのではないかと思っています。(素材の特徴で、「あれ、この方は…?」と思う素材屋さんを時々見かけます。)
使ってみると実に簡単にCG画像が作れてしまうので、PhotoImpactは(少なくとも素材屋さんの分野では)意外と隠れたヒット商品なのかもしれません。


私は素材屋としては、いつもセンスがないと感じています。
普通こういった「素材の作り方」は、いわば素材屋さんの企業秘密で、解説をしていらっしゃるサイトさんも少ないようですが、自分の作り方を公開すれば、それを元にもっとセンスのある素材屋さんが、さらに素敵な素材を作れるのではないかと思い公開するにいたりました。弊サイトが少しでも参考になれば幸いです。

それにやはり素材作りは楽しいです。(^^) 私にとってはストレス解消の元です。このサイトを通じて、少しでも素材作りのおもしろさがわかっていただけたら嬉しいです。

このサイトではPhotoImpactの使い方を敢えて「素材作り」の面に限って、私自身のわかる限りで解説していこうと思います。そのためフォトレタッチに関しては、素材作成の一環としては出てきますが、あくまで素材の作成をメインに解説していきます。


トップに戻る