素材屋さんのためのPhotoImpact基礎講座(2)

2.フォントの使用
1.フォントの使用

パス描画ツールの中にも多くの形状が入っていますが、左のツールパネルから「T」の印で表されるフォントを選択することによって、様々な文字を画面に描くことができます。

もちろんひらがなカタカナ、アルファベットなどを描くことができますが、ここでお薦めなのが絵記号フォントdingbatです。

ツールパネルからフォントを選択し、上の属性ツールバーからフォントの種類を選択します。



windowsならば標準でwebdingやwingdingといった絵記号フォントが入っています。
左はその例です。

ここで覚えておいて欲しいのは、「フォントはベクタ画像」、つまりフォントはパス描画ツールで描いた図形と同じように扱えるという事です。

私が最初に使ったのはPhotoImpactのバージョン7でしたが、(2007年現在はPI12) PI7にはきれいな星形がありませんでした。

星の素材を作りたかった私は、普通の和文フォントで「ほし」と打って変換して「★」を出すことを思いつき、★にイージーパレットの効果をかけたところ、見事成功!それで様々なフォントを探して使うようになりました。
wingding1の中に雪の結晶のような模様が入っていたので、拡大し右のイージーパレットのテキストとオブジェクトの効果→素材→メタリック→M21を選んでクリックすると真ん中のようになりました。

もう一工夫したかったので、素材属性属性ギャラリー→色→青グラデーション2の効果を加えたのが右です。

これだけで立派な素材ですね。

なおイージーパレットの「タイプ」の効果もそれぞれ試してみてください。思いがけない画像ができあがりますよ。

   絵記号フォントはwindowsの中にも入っているし、またネット上で拾うこともできます。
当サイトもリンクのページの中で何件かリンクをしているので参考にしてください。
フォントはうまく使うと実に簡単に素材ができてしまいます。 私も素材屋を始めた初期の頃は、とにかくフォントを立体化させて組み合わせただけの素材ばかり配布していました。

なおフォントを使った素材を配布する際には、フォントの作者の著作権も表示してほしいと思います。(きちんとしたサイトからDLするとフォントと共にReadmeファイルが入っており、作者などがわかります)
3.パスの編集
さてPhotoImpactの中には数多くの図形がすでに入っていますが、それでも使いたい図形がない場合もあります。

私は星や月の素材が好きでよく作りますが、PhotoImpactに内蔵されている図形の月は左のような、花王のロゴのような顔のついた月です。

これを何とかして綺麗な三日月にしたいと思い、試行錯誤の結果、パスの編集を習得しました。
1.まず左のツールパネルからパス描画ツール→パス編集ツールを選択しクリックします。
2.すると上の属性ツールバーが左のように変化するので、一番左の「モードを切り替え」とでるアイコンをクリックします。
3.すると図形が左のようなワイヤーフレームで表されます。(150%に拡大してあります)
4.上の属性ツールバーの「ポイントを除去」と説明の出るマイナス符号(-)をクリックします。
5.消したいポイントをクリックします。
ここでは鼻の部分のポイントを2カ所除去しました。

6.また目の部分はワイヤーフレーム自体をクリックして選択し、Delを押すか、ワイヤーフレームを選択したまま、右クリック→パスを削除をクリックします。
7.でもまだ綺麗な三日月にはなっていません。
今度は左から2番目の「ポイントを選択」と出るアイコンをクリックしましょう。
するとポイントを選択すると、移動することができます。(左図には表示されていませんが、ポイントを選択すると、そのポイントのコントロールハンドルも表示され、コントロールハンドルを移動することで、線のカーブの状態を変えることができます)

ともあれいろいろやってみましょう。うまく行かなかったら、編集→元に戻す、かCtrl+Zで何度でもやり直すことができます。
8.これで綺麗な三日月ができました。(^^)
後は、モードを3Dに切り替え(パス描画ツールを選択しましょう)、イージーパレットから、私は「テキストとオブジェクトの効果」の「素材の属性」の「メタリック」の「銀1」の効果をつけ、
9.さらに左のツールパネルから「変形ツール」を選び、「自由に回転」を選択して、ちょっと斜めにしました。

さらに右クリック→シャドウで影をつけて出来たのが上の銀色の三日月です。
10.オブジェクトの保存

さてやっとできた綺麗な三日月ですが、確かにufoファイルで保存しておけば、また必要な時に取り出せ、色や大きさや影なども変えることができます。
しかしイージーパレットの他の効果のように手軽に使いたいですね。
そこでイージーパレットに保存しましょう。

上の属性ツールバーの右の方に「ツール属性をイージーパレットに追加」と出るアイコンがあります。
これをクリックすると、「イージーパレットに追加」というダイアログボックスが開きます。(このアイコンは素材のダイアログボックスの右下にもあります)

サンプル名を適当に入れ、OKをくりっくします。(私はタググループに「三日月」と入れましたが、デフォルトで結構です)
11.イージーパレットの一番下の「マイギャラリー」のところに三日月が登録されました。
これからはこの三日月をキャンバスにドラッグするだけで使えます。(^^)
12.あともう一つ言っておきたいことがあります。

ここではPhotoImpactに入っていた図形を編集しましたが、実はフォントもこういった三日月のようなパスで作られた図形(ベクタ画像)なのです!

つまりフォントも同様に編集が可能です。
絵記号フォントを加工することにより、実に様々な形を作ることができ、なおかつそれにイージーパレットから様々な効果をつけることができます。

左はWebdingというフォントののTですが、同じように編集して下の海の部分を消したのが下です。それを3D円錐モードにして、「素材の属性」の「リアル」のT1の効果をつけました。





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